このレビューの内容:
- 概要
- Hubstaffのユーザーに好評な点は?
- Hubstaffのユーザーが不満に感じている点は?
- Hubstaffの料金プランは?
- Hubstaffの注目すべき機能は?
- ユーザーの高評価な口コミ(抜粋)
- ユーザーの低評価な口コミ(抜粋)
- レビューサイトにおけるHubstaffの評価は?
- Hubstaffの最終評価は?
概要
Hubstaffは、企業の生産性向上を支援するために開発されたタイムトラッキングおよび業務管理ツールです。しかし、実際にそれだけの効果を発揮するのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。
Hubstaffは、タイムトラッキング、労務管理、フィールド労務管理、そして個人的に一番おすすめな「従業員の生産性管理(詳細は後述)」という4つの主要カテゴリーに分類された豊富な機能を提供しています。
タイムトラッキング機能は、シンプルさと正確性を重視して設計されています。Webブラウザをはじめ、デスクトップ・iOS・Androidアプリから、勤務時間の記録、タイムシートの作成・承認、作業時間の制限設定が可能です。
また、これらの機能は給与計算の効率化にも役立ち、20種類以上のカスタマイズ可能なレポートによって、チームの時間の使い方や改善すべき点を明確に把握できるようになります。
労務管理機能はバックオフィス業務を広くカバーしています。請求書発行、給与計算、予算管理、休みや休暇の管理、休憩管理、シフト作成、勤怠管理など、チームを整理し業務を円滑に進めるために必要な機能が網羅されています。
フィールド労務管理は、リモートワークや外回り・現場チームに最適です。GPS追跡とジオフェンス機能により、作業時間と位置情報を自動で記録できるほか、業務の詳細データも一元管理され、外出先から簡単にアクセスできます。
従業員の生産性管理こそ、Hubstaffが真価を発揮する分野です。アプリやURLの利用状況モニタリング、カスタムスクリーンショット、無操作時間の管理といった機能により、過剰な監視とならない適度な管理と信頼関係のバランスを保つことができます。中でも特に優れているのが「達成バッジ」機能で、従業員のモチベーションを高め、貢献をしっかり評価する仕組みが整っています。
さらにHubstaffは、Trello、Asana、Basecamp、GitHub、PayPalなど30以上のツールと連携可能で、多様な業界の既存ワークフローにスムーズに組み込むことができます。
とはいえ、欠点がないわけではありません。料金が高額になりがちな点や、バグやクラッシュが時折発生すること、一部の操作画面が扱いづらく感じられる点には注意が必要です。また、スクリーンショット機能はプライバシー面で抵抗感を持たれる場合があり、生産性データが常に正確とは限りません。特定のニーズを持つユーザーにとって、連携機能の制限が不満につながることもあります。
結論として、Hubstaffは大きな可能性を秘めた強力なツールですが、導入にあたってはいくつかの課題や不便さも考慮する覚悟が必要です。

画像出典:hubstaff.com
Hubstaffのユーザーに好評な点は?
- 使いやすさ
- 豊富な機能
- 実用的な分析データ
- 正確なタイムトラッキング
- スムーズなプロジェクト管理
- カスタマイズしやすい
Hubstaffのユーザーが不満に感じている点は?
- 高額な料金設定
- 生産性や無操作時間の不正確な記録により、従業員側が不利益を被る
- スクリーンショット機能が過度な監視に感じられる
- 多数のバグと不具合
- 時折発生するソフトウェアのクラッシュ
- 分かりにくい操作画面
Hubstaffの料金プランは?
Hubstaffには、Starter、Grow、Team、Enterpriseの4つの料金プランがあります。年間プランを選択した場合、料金はユーザー1人あたり月額4ドルから25ドルの範囲となります。

(hubstaff.com)
さらにHubstaffでは、料金プランに加えて追加料金で購入できる各種アドオンも用意されています。これらのアドオンは、高度な分析機能(インサイト)からスクリーンショット容量の追加まで多岐にわたります。
Hubstaffの料金は、決してお買い得とは言えません。手頃なスタータープランや柔軟なプラン設定はあるものの、本当の意味で価値を発揮するのは上位プランです。しかも、実際に必要な機能を使うためには結局アドオンの追加料金を払い続けなければならない印象を受けます。
ユーザー1人あたりの基本料金に高額なアドオンが加わることで、費用はあっという間に膨れ上がります。市場の他社製品と比較しても、予算を抑えたいチームにとっては「成長に合わせて拡張できるツール」というよりも「サブスク費用による圧迫」のように感じられるかもしれません。
Hubstaffの注目すべき機能は?
1. スプリント管理
Hubstaff Tasksのサブ機能として提供されている「スプリント」を活用することで、企業は人気の「アジャイル」手法を取り入れ、優先的に集中して取り組むべきタスクを効率よく管理できます。
スポーツの短距離走(スプリント)と同じように、期間やタスク数などの条件(パラメータ)をあらかじめ設定することで、チームの集中力を高めて目標達成を目指します。スプリントは通常1〜7週間単位で実施され、ユーザーはスプリントダッシュボード上で複数のタスクやプロジェクトを同時に進行・管理できます。
「スプリント概要」と呼ばれるダッシュボード画面では、機能に追加されたHubstaffプロジェクトの全体像を一目で把握できます。チームメンバーが確認すべき重要情報が集約されているため、お互いの動きを合わせてスムーズに連携・調整できます。

画像出典:hubstaff.com
2. 作業指示書
Hubstaffの作業指示書機能は、個々のメンバーに明確なスケジュールや詳細を付けて具体的な案件・タスクを割り当てることで、チーム全体の認識を揃えるのに役立ちます。従来の紙ベースの管理をデジタル化し、ワークフローの合理化、業務効率の向上、作業履歴の管理改善を実現するために設計されています。
煩雑になりがちな手動管理とは異なり、このツールを使えば単一の使いやすいプラットフォーム上でタスク管理を体系化し、作業内容をクリアにできます。
顧客名、作業内容、作業場所、スケジュールなどのクライアント固有の情報を素早く入力し、担当メンバーの割り当て、進捗のトラッキング、リアルタイムでの進捗確認まで、すべてモバイル端末から手軽に行えます。
プロジェクトの作成・承認から完了・振り返りまでの全段階をシンプルにし、プロセス全体のスピードと効率を高め、コスト削減にも貢献します。

画像出典:hubstaff.com
3. GPS位置情報追跡
建設、フィールドサービス、小売、物流、配送などの業界では、勤務時間中に従業員がどこにいるかを把握することが不可欠です。HubstaffのGPS位置情報追跡機能は、移動中のチームの状況をリアルタイムで把握・管理できるようにすることで、この課題を解決します。
アプリをインストールしてGPSの利用許可を設定するだけで、管理者は出勤中の各従業員の現在地をライブマップ上で正確に確認し、現場までのルート追跡や勤怠管理を行えます。
ジオフェンス機能を設定した作業現場では、さらに高度な自動化が可能です。従業員がエリアに入退場するだけで出退勤が自動記録されます。これにより正確な給与計算が保証され、手入力管理で起こりがちな「勤務時間の水増し申告」を防ぐことができます。
画像出典:hubstaff.com
4. 給与計算トラッキング
Hubstaffの給与計算トラッキング機能は、タイムトラッキングやGPSツールから取得したデータを用いてプロセス全体を自動化し、面倒な給与計算の手間を大幅に削減します。
初期設定さえ完了すれば、タイムシートの集計から、多様な給与単価(時給)、支払い頻度、通貨、決済方法の管理まで、最小限の手入力ですべて処理できます。
また、記録された稼働時間に基づいて給与支払いを自動実行するため、国内・海外を問わず、エラーや遅延のないスピーディーで確実な支払いを実現します。
画像出典:hubstaff.com
ユーザーの高評価な口コミ(抜粋):
- 「正しく動作しているときは位置情報追跡が可能です。在宅勤務の記録はできますが、オフィス外や出張、複数現場での記録には対応しておらず、この点は改善の余地があります。」 – David(出典:Capterra)
- 「とても使いやすく、直感的に理解できるところが本当に気に入っています。チームの予算管理や上限設定が簡単にできます。」 – Cintia(出典:Capterra)
- 「リモートスタッフの管理が非常にスムーズで楽になりました。初期設定もシンプルで導入しやすかったです。設定中に問題が生じた際も、Hubstaffの優れたサポートのおかげで簡単に解決できました。」 – Charlie F.(出典:G2)
- 「Hubstaffのおかげで効率的に時間の記録ができています。」 – Brian M.(出典:G2)
- 「使いやすい!」 – Shel(出典:Google Play)
ユーザーの低評価な口コミ(抜粋):
- 「サポート対応が良くないです。問い合わせ用の電話窓口がなく、クレームを出しても『受付完了』の自動返信メールが来るだけでまともに対応してくれません。また、許可していない銀行口座からの引き落としを繰り返し試みてきます。」 – Riley(出典:Capterra)
- 「PCのシステム時刻が正確でないと時間の記録ができません。改善を期待します。また、操作や作業の動きを常に正確に検知できているとは言えないようです。」 – Serena(出典:Capterra)
- 「デメリットは、たまにアプリが起動しないことです。」 – Brian M.(出典:G2)
- 「滅多にありませんが、たまにClickUpと完全に同期しないことがあり、手動で同期し直す必要があります。また、プロジェクト予算を固定の月次金額だけでなく、月ごとに異なる金額で設定できるようになると嬉しいです。」 – Kyle E.(出典:G2)
- 「Samsungのスマホだと、一度アンインストールして再インストールしないとアプリが開きません。しかも翌日にはまた同じ状態に戻ってしまいます。」 – Misheck Gwatidzo(出典:Google Play)
レビューサイトにおけるHubstaffの評価は?
2025年3月時点
- Capterra:4.6/5
- G2:4.5/5
- TrustRadius:8/10
- GetApp:4.6/5
- Software Advice:4.6/5
- Google Play Store:3.7/5
- App Store:4.5/5
Hubstaffの最終評価は?
総合的に見て、Hubstaffはオフィス勤務のチームや外回り・移動の多い現場スタッフを抱える企業にとって堅実な選択肢です。GPS追跡とジオフェンス機能により、チームの動きや現在地をリアルタイムで簡単に把握・確認できます。Webダッシュボードとモバイルアプリは非常に高機能で、詳細なタイムシートやプロジェクト管理、シフト作成機能などを備え、チームの生産性向上を強力にサポートします。
とはいえ、Hubstaffは決して安くはありません。特にフリーランスや小規模チームにとっては高価格帯に位置します。また、操作画面が扱いづらく感じられる点や、アプリがクラッシュしたり正常に起動しなかったりすることが頻繁にあるのも懸念点です。
そうした欠点はあるものの、Hubstaffは押さえるべきポイントをしっかり押さえています。GPS追跡、スプリントダッシュボード、給与計算の自動化といった機能は他社と一線を画しています。多少のデメリットを受け入れられるのであれば、ワークフローを劇的に改善し、チーム全体の生産性を引き上げる優れたタイムトラッキングソリューションとなるはずです。

