休暇ポリシーのタイプ別ガイド

休暇ポリシーのタイプを明確に把握し、どれが自社のニーズに最も適しているかを判断しましょう。

Jibbleには、チームの休暇や欠勤を効果的に管理できるよう設計された、さまざまな種類の休暇ポリシーがあります。

シンプルな休暇トラッカーが必要な場合でも、残数付与やルールを備えたより構造化された方法が必要な場合でも、このガイドは従業員の休暇管理方法に基づいて会社に最適なポリシーを選択するのに役立ちます。

本記事では、以下について説明します:


付与スケジュールなし

このポリシーでは、従業員に1月1日から12月31日までの暦年を基準とした年間休暇が付与されます。按分(日割り計算)は適用されず、開始日と終了日は固定されています。

次の場合にこのポリシーを使用してください:

  • 按分(日割り計算)のない、シンプルな年次休暇ポリシーを希望する場合。
  • 病気休暇など、雇用日に関わらず全従業員に同じ年次休暇を付与したい場合。
  • 管理を簡潔にし、全従業員を1月から12月の固定サイクルで統一したい場合。

主な特徴:

  • 1月1日から12月31日までの固定された休暇サイクルです。
  • 年間のどの時点で参加しても按分(日割り計算)が行われません。
  • 全従業員に同一の休暇付与が適用されるため、管理が容易です。

このポリシーの設定方法について詳しくは、付与スケジュールなしをご参照ください。


年次(カスタム日)

Time off policies in Jibble

このポリシーは、特定のあらかじめ定められた日付(例:会計年度、暦年など)から始まる年次休暇を従業員に付与します。従業員の組織参加日がカスタム指定日と異なる場合、按分(日割り計算)が適用されます。

次の場合にこのポリシーを使用してください:

  • 会計年度の開始など、特定の期間に合わせて休暇サイクルを設定したい場合。
  • 指定した日付を基準に年次休暇を付与し、その日付と異なる時期に参加した従業員には按分(日割り計算)を適用したい場合。

主な特徴:

  • 年間を通じて一貫した休暇付与が行われます。
  • 1月1日や会計年度の開始など、開始日をカスタマイズできます。
  • 組織参加日が指定した日付と異なる場合は組織参加日に基づき按分(日割り計算)され、公平に休暇が割り当てられます。

このポリシーの設定方法について詳しくは、年次付与スケジュールをご確認ください。


年次(組織参加日)

このポリシーでは、従業員は組織参加日を基準に、毎年一定数の休暇が付与されます。

次の場合にこのポリシーを使用してください:

  • 従業員ごとに組織参加日を基準に休暇を計算したい場合。
  • 年間を通じて異なる時期に参加する従業員にも、公平に休暇を付与したい場合。

主な特徴:

  • 休暇サイクルは各従業員の組織参加日に基づきます。
  • 休暇サイクルが組織参加日に正確に一致するため、按分(日割り計算)は必要ありません。
  • 個々の従業員に合わせた休暇サイクルとなるため、公平で管理もしやすくなります。

このポリシーの設定方法について詳しくは、年次付与スケジュールをご確認ください。


月次(月初 – カスタム日)

このポリシーでは、組織が選択したカスタム日から月次休暇の付与を開始できます。このカスタムサイクルに基づき、毎月の開始時に休暇が付与され、開始日以降に参加した従業員には按分(日割り計算)が適用されます。

次の場合にこのポリシーを使用してください:

  • 月次付与が必要だが、標準的な月と一致しないカスタム開始日が必要な場合。
  • 会社の会計カレンダーや運用カレンダーに基づいて休暇サイクルをカスタマイズしたい場合。

主な特徴:

  • カスタム開始日に基づく月次休暇付与。
  • カスタムサイクルの開始後に参加した従業員には、按分(日割り計算)による休暇付与が適用されます。
  • 独自のスケジュールや会計期間を持つ組織に柔軟に対応可能。

このポリシーの設定方法について詳しくは、月次付与スケジュールをご参照ください。


月次(月初 – 組織参加日)

このポリシーでは、従業員は組織参加日を基準に、毎月休暇が付与されます。毎月、従業員の組織参加日に休暇が自動的に残数に追加されます。

次の場合にこのポリシーを使用してください:

  • 従業員が組織参加日を基準に月次で休暇を積算できるようにしたい場合。
  • 各従業員の開始日に合わせた個別の付与システムを希望する場合。

主な特徴:

  • 休暇は各従業員の組織参加日を基準に、毎月付与されます。
  • 各従業員の雇用サイクルに基づいて付与されるため、按分(日割り計算)は必要ありません。
  • 従業員ごとに個別の休暇管理を行うのに最適です。

このポリシーの設定方法について詳しくは、月次付与スケジュールをご参照ください。


月次(月末 – カスタム日)

この月次休暇ポリシーは、組織が選択したカスタム日を基準とし、休暇の付与は毎月の月末に行われます。従業員が勤務期間を完了すると休暇が積算され、サイクル開始後に参加した場合は按分(日割り計算)が適用されます。

次の場合にこのポリシーを使用してください:

  • 組織が設定したカスタム開始日を基準に、月末に休暇を付与する仕組みが必要な場合。
  • 1か月の勤務が完了した後に休暇を取得・割り当てたい場合。

主な特徴:

  • 休暇は任意にカスタム日を基準に、月末に付与されます。
  • カスタムサイクル開始後に参加した従業員には、按分(日割り計算)が適用されます。
  • 特定のビジネスニーズに応じて休暇付与を調整できる柔軟性があります。

このポリシーの設定方法について詳しくは、月次付与スケジュールをご参照ください。


月次(月末 – 組織参加日)

このポリシーでは、従業員の組織参加日を基準に、毎月月末に休暇が付与されます。従業員が勤務期間を完了するごとに、月に一度休暇が割り当てられることを保証します。

次の場合にこのポリシーを使用してください:

  • 各従業員の組織参加日を基準に、月末に休暇を付与する仕組みを導入したい場合。
  • 従業員が勤務期間を完了した後にのみ休暇を付与するポリシーを希望する場合。

主な特徴:

  • 休暇の付与は個別の組織参加日に基づき、毎月月末に行われます。
  • 休暇付与は従業員の組織参加日から開始されるため、按分(日割り計算)は必要ありません。
  • 個々の勤続年数を追跡する個別化された付与システムです。

このポリシーの設定方法について詳しくは、月次付与スケジュールをご参照ください。


無給休暇

このポリシーでは、従業員が無給で休暇を取得でき、主に個人的な事情や有給休暇の残数を超える長期休暇の申請に利用されます。

次の場合にこのポリシーを使用してください:

  • 有給休暇残数に影響を与えずに、無給休暇を管理できる柔軟な仕組みが必要な場合。
  • 従業員が有給休暇残数を超える長期休暇を取得する必要がある場合。

主な特徴:

  • 有給休暇残数に影響を与えません。
  • 個人的な事情や突発的な休暇にも柔軟に対応できます。

休暇ポリシーの概要

ポリシー 説明 最適な用途 このような場合に使用
付与スケジュールなし 1月1日に開始し、12月31日に終了する固定の年次ポリシーです。 暇付与を統一できます。 組織参加日に関係なく、全従業員に同じ年次休暇を付与したい場合。
年次
(カスタム日)
カスタムサイクル開始日を基準とし、組織参加日に応じて日割りされる年次ポリシーです、 異なる開始日に対応したカスタム年次サイクルと公平な割り当てです。 従業員に、カスタム日を基準とした年次休暇を付与し、組織参加日に応じて調整したい場合。
年次
(組織参加日)
従業員の組織参加日から開始する年次ポリシーです。 従業員ごとの個別の年次サイクルです。 各従業員の年次付与を組織参加日から開始したい場合。
月次
(月初 – カスタム日)
組織が設定したカスタム日を基準に月次で休暇が付与され、その日以降に参加した場合は按分(日割り計算)されます。 カスタム月次サイクルです。 従業員に毎月月初、カスタム日を基準に休暇を付与したい場合。
月次
(月初 – 組織参加日)
各従業員の組織参加日を基準に、毎月月初に休暇が付与されます。 従業員ごとの個別の月次サイクルです。 従業員の組織参加日を基準に、月次付与を開始したい場合。
月次
(月末 – カスタム日)
組織が設定したカスタム日を基準に、毎月月末に休暇が付与され、その日以降に参加した場合は按分(日割り計算)されます。 カスタム月末サイクルです。 従業員に毎月月末、カスタム日を基準に休暇を付与したい場合。
月次
(月末 – 組織参加日)
各従業員の組織参加日を基準に、毎月月末に休暇が付与されます。 従業員ごとの個別の月末サイクルです。 各従業員の組織参加日を基準に、個別の月次付与を行いたい場合。
無給休暇 無給休暇を管理・追跡できます。 柔軟に無給休暇の追跡ができます。 有給休暇残数とは別に無給休暇を追跡する必要がある場合。

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